私の歴史と今

振り返ると恥ずかしくなるのが私の歴史。だけどそのときは真面目に書いていた訳でね。そんな今の私を書いていく。

Ruby技術者認定試験を受けてきた

業務で使わないと覚えたこともすぐ忘れちゃうから思い切って「Ruby技術者認定試験」を受験して来た。

概要

受験したのはSilver。上位にはGoldとPlatimumがあるが、まだ策定段階で受験できない。Silverの出題範囲ではRuby全般の仕様が網羅できないので、上位を目指して受験していきたいな。
試験内容と結果は以下のとおり

    • 試験時間:90分
    • 出題数:50問
    • 合格点:75点以上(1問2点だから、76点以上だね)
    • 成績:94点
    • 受験日:7月31日

使用した書籍

公式ガイド(教科書的に使用)

RUBY技術者認定試験 公式ガイド (ITpro BOOKs)

RUBY技術者認定試験 公式ガイド (ITpro BOOKs)

ピッケル本の言語編(参考書)
プログラミングRuby 第2版 言語編

プログラミングRuby 第2版 言語編

ピッケル本のライブラリ編(参考書)
プログラミングRuby 第2版 ライブラリ編

プログラミングRuby 第2版 ライブラリ編

勉強方法

試験勉強開始の1年位前かな、ピッケル本の最初の方を勉強していた。でもほとんど覚えてない状態だったかな。
本格的に勉強を始めたのは6月から。同僚と食事に行くのをやめ、毎日昼休みの1時間を勉強に当てた。1周目終了したのが6月29日。模擬試験の成績は66%
2周目は、マインドマップを書きながら整理した。組み込みクラスについてはピッケル本のライブラリ編を参照しながら勉強した。2周目終了したのが受験当日の朝。模擬試験の成績は92%だった。
受験日前日、「まつもと ゆきひろのRuby検定」と「Ruby認定試験対策問題 総合問題No.1」を解いた。8,9割は解けた。

出題内容

他の人が言われているとおり、組み込みクラスString, Array, Hashの出題が多かった。Time2問、File,Dirあわせて2問くらいかな。公式ガイド範囲外の問題は1問(継承と属性と)だった。逆に、公式ガイドの模擬問題に似ている問題が多かった(というか多すぎなんですけど・・・笑えん)

全問解くのに40分。気になる問題が7問。じっくり全問見直して60分経過。復習用に気になる問題を記憶して、80分経過した段階で終了した。

考察

Ruby初心者でも、公式ガイドの範囲内を理解していれば合格できる。
私と同じ出題内容であれば、96点取るためには、まず公式ガイドを勉強し、そこに登場するメソッドだけでいいので、詳しく知っておく。例えば、引数の種類、引数のデフォルト値、メソッドの特異的な処理(chopでいう\r\nなど)など。これで96点取れる。
98点取るためには、業務で使用する上で当然知っておくべきようなことの理解が必要。それは私にとっての例外処理。Javaだったら当然知っているような内容。
あと2点は、公式ガイドで扱っていない範囲なんだけど、これも業務経験があれば当然身についているレベルの問題。これで100点。

公式ガイドだけでも合格できると思うけど、それだけだと疑問を解決できないので、WEBサイトを参照しながらでもいいので、手を動かして解消していくのが一番いい。

難易度は、SJC-Pと比べると、1/4くらいかなRubyの出題範囲が非常に狭いので。出題されるコード量も少ない。GoldがSJC-Pに相当するくらいかも。「まつもと ゆきひろのRuby検定」と「Ruby認定試験対策問題 総合問題No.1」のうち、本試験に近いのは前者。後者の方が難しいと感じた。

勉強時間は、多言語を知っていて合格したいだけであれば、集中して25時間くらい勉強すれば合格できると思う。

その他

公式ガイドの模擬問題に似ている問題が多く、試験中萎えてしまった。馬鹿にしてるのかと。そういう意味では公式ガイドだけで合格できる。(細かいけど、公開されていない誤記は多い)
でも、正確な知識を身に付けるためには、役立つ試験だと思います。